第3回 金融業界Meet Up 事例: カブドットコム証券 / クレディ・スイス

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    7月6日(木)に第3回金融業界MeetUpが開催されました。

    12社16名の方にご参加頂き、有意義な事例紹介や活発なディスカッションで大いに盛り上がりました。

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    1.Agenda

    15:30- 海外事例紹介

    「クレディスイスのグローバルコンプライアンス・リスク管理部門における利用事例」

    15:45- 国内ユーザー様事例紹介 

                  「カブドットコム証券会社様における利用事例」

    16:15- TableauワンポイントTips「Tableau 10.3の新機能について」

    16:30-Tableau in Global Market (金融業界編)

    16:45- ディスカッション 

    17:30- 懇親会

     

    2.議事録

    (1)「クレディスイスのグローバルコンプライアンス・リスク管理部門における利用事例」

    プレゼン資料:https://app.box.com/s/2j7x60kxvpwint48efrxzjli8i78kkwx 

    • クレディスイスでは、各イニチアチブに対し、金融規制を守りながら、収益を上げ、かつオペレーショナルリスク管理を効果的に行う事を考え、5,000名の社員が、それに加えて20,000名のクライアントがTableauを活用している。
    • 主に①顧客分析(お客様への有益な情報提供/営業スタッフの支援)、②各種規制遵守の為のモニタリング、③監査業務 の3点で活用している。
    • すべての現場の担当者がすべての情報をモバイル端末(タブレット・スマホ)で閲覧できる環境を整備し、現場での疑問をスピーディに解決できるような仕組みが整っている。
    • 効率性を高める為にアラート機能も活用している。
    • リサーチ結果に関しても、紙の報告書は廃止し、すべてオンライン上に動的なダッシュボードを展開。

     

    こちらのリンクから動画を視聴できますので、是非ご覧ください。

    http://tclive.tableau.com/Library/Video?vCode=BRK54750 

     

    (2)「カブドットコム証券会社様における利用事例」

    カブドットコム証券システムリスク管理室長の石川 陽一様に事例発表頂きました。

    • 最初は内部監査の用途 (当時 大手監査法人に、Globalで何が使われているのかきいたら、Tableauと教えてもらった)で導入
    • 当時の課題は『欲しいデータに辿り着くのに時間がかかっており、ユーザー部門でのアドホック分析のニーズに答えられなかった』
    • Tableauと同時にVerticaも導入(パフォーマンス改善・拡張性・複雑なチューニング不要がポイント)
    • Tableauの主な用途は下記の通り。
    • 社内にTableauを浸透させる取組としては『小さく始める』→『インフラ作り』→『巻き込む』
    • ハンズオン、UdemyのTableau講座(費用会社負担)、Tableau本(ユーザー会)でユーザー部門のスキル向上を図っている。
    • ユーザー部門で、効率よくデータ分析して業務を回さないとビジネスのスピードについていけない。
    • テクニカルサポートも迅速且つ正確な回答が返ってくるので頻繁に活用している。
    • 現在ワークブックは約400個、Vizは約1,400、データソースは約130あり、全部門で活用が進んでいる。
    • キーワードはデジタルトランスフォーメーション 働き方改革を中心に『脱Excel』していく。
    • Tableau Serverはポータル(POWER EGG)から簡単にアクセスできる。

     

    (3)TableauワンポイントTips「Tableau 10.3の新機能について」

    セールスコンサルタントの津久井からV10.3の新機能および今後のロードマップについて

    紹介があった。Tableauは『データ準備』『分析』『展開・共有』の3点を軸に開発を進めている。

    実際にデモがあったのは下記の通り。詳細はこちら:https://www.tableau.com/ja-jp/new-features/10.3#tab-analytics-2 

    • アラート機能
    • PDF接続
    • 進化したツールヒント
    • 最新の日付フィルター

    さら懇親会中には今後のロードマップに含まれているHyperのデモを披露し、その衝撃的な処理速度に

    (社員含め)参加者の皆さまは驚かれていました。

     

    (4)Tableau in Global Market (金融業界編)

    業界別にTableauの利用者数(ライセンス数)を比較したときに日本は米国の1/65程であり、

    今後日本の金融業界でTableauを広げていきたいので、金融MeetUpのメンバーを中心に業界をリード頂きたいという

    メッセージがあった。米国においてTableauが金融業界で主に活用されているケースとしては下記の4点が挙げられる。

    • デジタルトランスフォーメーション(主に顧客分析/アンダーライティング/収益分析)
    • マーケティング・セールス(広告やキャンペーンの費用対効果測定/SNS分析/アップセル・クロスセルのターゲティング)
    • リスクマネジメント(ERM・監査業務・各種規制項目の監視)

    3つ目のリスクマネジメントでの利用は特に金融業界においては目立ちます。上記事例のクレディスイスでは、いつ監査があっても

    いいように常にあらゆる監査項目の数値等がオンライン上で管理されており、監査が入るからといって慌てることはないそうです。

    カブドットコム証券さんでもTableau導入のきっかけは内部監査業務であり、外れ値を見つけそこから深堀りするという用途で使われています。

     

    (5)ディスカッション

    1. 今後どのようにTableauを利活⽤していきたいか?
      • 社内でTableauスキルやノウハウの共有
      • 上層部の理解を得る(文化を変える)ための方法
      • タブレット活用時のTips
      • マーケティングセールスに利活用していきたい(Excel、PPT作業の削減
      • リスクマネージメントの分野で活用していきたい

     

     b.今後のTableauの⾦融ミートアップへの期待値は?

      • パフォーマンス改善のTipsを教えてほしい
      • 新機能(Hyper等に興味がある
      • ダッシュボードの共有(同業他社がどんなもの使っているか気になる)
      • Ø データパイプラインの構築方法について聞きたい
      • Ø ストーリーを使ったセクシーなプレゼン手法について興味がある

     

    過去開催のMeetUpの議事録

    第1回 金融業界 Meet up with UBS / Singapore Tableau User Group Champion

    第2回 金融業界Meet Up with VISA / Tableau Zen Masters

     

    文責:Tableau Japan 中村