第1回 流通・小売・消費財業界 Meet Up 議事録 (2018/04/18)

Version 3

    コミュニティの皆さん:

    こんにちは!

     

    2018年4月18日、記念すべき第1回の掲題Meet Upを60名の多数の皆さまご参加のもと、盛況に終えることが出来ましたので、以下に報告させて頂きます。

    ご参加叶わなかった皆さま、ぜひ第2回へのご参加をお待ちしております!

     

     

    ■アジェンダ

    (0) はじめに: Meet Upとは? (Tableau Japan株式会社 岡林琢)

    (1) ユーザ事例 - 「Tableau で苦労したことと今後の展望 ~既存BIからの脱却とビジネスユーザーへの浸透~」 (ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 原口邦明 様)

    (2) ユーザ事例 - 「データビジュアライズを通じたPDCAサイクルの高速化 ~社内コミュケーションをTableauプラットフォームで改善~」 (ナイキジャパングループ合同会社 吉村高節 様)

    (3) Tableauアップデート - 「セルフサービス データ準備ツール Maestro(※) デモ紹介」 (Tableau Japan株式会社 芦谷隆介)

    (4) 懇親会

         (※) 4/24正式ローンチに伴いTableau Prepが正式呼称となりました。

     

    ■各セッション議事録

    (1) ユーザ事例 - 「Tableau で苦労したことと今後の展望 ~既存BIからの脱却とビジネスユーザーへの浸透~」 (ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 原口邦明 様)

    (※ 資料の共有はありません)

     

    • 会社紹介
      • Tableau 以前は Access を使って月一でレポーティングをしていた
      • Tableau 導入後はいろんな粒度で分析ができるようになった
      • 加えて、以前は月次だったものが日次で見れるようになり、分析の仕方が変わった
      • 単一の TDE で違った見方ができるようになった
      • DB の変更により、抽出時間を削減できた
    • なぜ Tableau を導入したか?
      • ぶっちゃけ US 主導
      • コグノスのパワープレイよりも早い、使いやすい
      • 数億のデータは使いやすいが、10億くらいになると厳しい
      • 導入当初は難しいと思ったが、導入するともう Tableau なしではいられなくなった
      • 自由分析をメインに利用
      • 当初トレーニングがなくて不安だったが、使いやすさと社内のコミュニティ (部署全員) でやり取りできたので乗り越えられた
      • リリース直後はダッシュボードの作成頻度が低かった
      • 導入当初は個々人がフルカスタマイズのレポートを作っていたが、今はある程度標準化
    • データの視覚化で大切なこと
      • 人による
      • 偉い人はグラフを好む
      • 現場の人は表を好む
    • 今後の展望
      • 統計の利用
      • 第三者データの利用
      • アジャイルを優先したい
    • 参考レポートの共有
      • 売上のトラッキングや支払い状況等
      • →圧倒的に視覚化されたものより表形式の参照が多い (笑)
      • 地図の利用によりインサイトを発見
      • 傾向を見ることにより、ビジネスのサイクルを迅速に回せる
    • 導入時の注意
      • 人数が多くなればなるほどトレーニングは必須
      • トレーニングは自社データが必須。サンプルデータはあまり評判が良くなかった
      • マネージメントのエンゲージも必須
    • 全体の感想
      • Tableau面白い
      • いろんなことができる
      • データソースを作るのが大変ですが、できてしまえば簡単
    • Tableau に対する要望
      • Server の表示の列幅を増やしてほしい!

     

    (2) ユーザ事例 - 「データビジュアライズを通じたPDCAサイクルの高速化 ~社内コミュケーションをTableauプラットフォームで改善~」 (ナイキジャパングループ合同会社 吉村高節 様)

    (※ 資料の共有はありません)

     

    • Tableau のレポートを共有
      • 2つの部署 50人程で毎日活用しているダッシュボード
    • 会社紹介と自己紹介
    • 何に困っていたのか
      • 事象
        • 商品を期日に納品ができない
        • 想定外の物流コストが発生
      • 要因
        • 出荷キャパを超えていた
        • コミュニケーション(リスクの発信と対応)ロス
        • わかりやすく事象が伝わらない
        • 素早くデータを用意して、ヘルプを求めることができなかった
        • 部署間で管理している項目や単位も異なっていた
    • 何をしたのか
      • Tableau を活用したプロセス改善
        • 意思決定に必要な情報がなく、問題発覚後のリカバリーに時間を取られていた。
        • 新プロセスでは、情報の共有により、タイムリーな状況把握とリスクの対策に時間をさけるように変更
        • 必要な情報を網羅してTableauで視覚化した
        • 会議体のリセットにも取り組んだ :ダッシュボードの見方(シナリオ)をベースにアクションを考えるという形に会議を再構築
    • ダッシュボードの共有
      • コンセプト
      • 出荷計画のためのコミュニケーション ツール
      • 本社と物流倉庫など離れた場所でも情報共有がしあえる
    • 設計
      • 月間の出荷状況をビジュアルで俯瞰するビュー(予定、実績、評価など)
    • 機能
      • 出荷計画に必要なグループでのフィルタリング設定
    • 使い方
      • 実際のダッシュボードでデモ
      • Tableau 以前は詳細データを用意して、素早く伝えることができていなかった
    • どんな効果があったのか
      • ビジネスの効果
        • 納品の精度改善
        • 追加のリカバリーコスト削減
      • ユーザーの声
        • 意思決定のスピードが改善:シニア マネジメント層への報告にも利用
        • 最新の情報をとらえて、無駄のない人員計画
        • リスク検知の遅れがなくなった
        • データ更新が特定の人に依存しなくなった
        • 金額と数量の整合性を確認できる
      • 補足効果
        • システム化されたことで、レポートの待ち時間が無くなり、リアルタイム性向上
        • 確認のための電話や、定型レポート作成の時間が無くなった
    • 上手く浸透させる3つのポイント
      • ① スコープコントロール
        • レポート作成時に各人の見たい見方ではなく、本当に必要な項目に絞ることに注力
        • すべての要件を盛り込み、レスポンスが遅い、見方かわかならない、など使われないレポートにならないことに注意
        • 現場レベルではコントロールが難しいので、マネジメントに介入してもらうことも重要
      • ② フェーズアプローチ
        • あまり時間をかけずに開発を行う手法
        • 2 か月ずつくらいに区切ってレポートを展開 (フェーズ 1,2,3)
        • 50~60%の完成度でユーザーにレポートをリリース
        • ユーザーの指摘、エラーに対応
        • 指摘を仕様に取り込み、レポートを改善、チューンナップ
        • レポートの軽量化などにも対応
        • 既存の定例会議にコミュニケーションツールとして導入
        • 現在は 1 年以上安定稼働
      • ③ プロセス改革
        • ツール開発ではなく、プロセス改善の原動力のひとつとした
        • 人数の多いところにうまく浸透させることができた
    • Q&A
      • Tableau は既に導入したのか、新規に導入したのか?
        • 会社としては既に導入していた。
      • それまで使われていなかった理由は何かあるか? それまで何を使っていたか?
        • 当該の業務では Excelレポートのデータ、更新頻度で支障がなかったため。
      • 導入するときは、他部署の協力があったか?
        • オペレーション部門では2014年にTableau導入に向けたトレーニング等が行われ、その後は各部署の運営に任されていた。
      • 現場の指摘はどんなものか?
        • 現場は実数を見て、計算して判断していたので、可視化されたレポートへの変化に対する不安
        • TableauでExcel と同じものを作成して、データの正しさを説明
        • 最終的にはTableauならではの使い方とともにTableauの価値が浸透
        • 指摘にはデータやロジックの説明など、ひとつひとつ丁寧に対応し、レポートとしての信頼性を担保
      • SKU ごとの売れ行きなどを企画・生産に反映しているか?
        • 当該部署ではないが、セールス活動をはじめ活用されている。
        • レポートとしては、よりグローバルと合わせたフォーマットで運用されている。

     

    (3) Tableauアップデート - 「セルフサービス データ準備ツール Maestro(※) デモ紹介」 (Tableau Japan株式会社 芦谷隆介)

    Tableau Prepによるデモを通して、データ準備の重要性と効率化について紹介いたしました。

    同製品の特長はこちらのブログ記事をご覧下さい。また、同製品ランディングページはこちらとなります。

     

    ■参考(1) アンケートから得られた、今後のセッショントピックについて

    アンケートより主要なフィードバックを抜粋させて頂きました。今後の開催材料として共有させて頂きます。

    • 事例
    • 実際のワークシートやダッシュボード紹介
    • データ準備の効率化
    • 製品比較
    • レベル別
    • 業界あるあるディスカッション、各社で困っていることの共有とその解決策のディスカッション
    • AI活用
    • Vizテクニック紹介、軽いハンズオン、スキルアップ系
    • サードパーティデータの活用
    • Tableauを含む基盤系
    • 導入の苦労話
    • ユーザ教育

     

    ■参考(2) クラスメソッド様レポート

     

    以上。

    文責: Tableau Japan 芦谷隆介